3年越しの夢 アナスタシア

コロナ禍で中止になってから3年ぶりの公演! 

3年前、3月に観る予定だったのに、数日前にコロナ流行で東京公演、大阪公演が無くなくなった。。。。 あの時のショックは凄かったし、その後ミュージカルがどんどん休演になって日常が徐々に失われる喪失感がありました。。。ミュージカルは観れるときに観ろ。

東急シアターオーブ2階席5列目

 

当日のキャスト

アーニャ…葵わかなさん!

葵わかなさんはドラマ「3千円の使い方」(個人的にハマった)で主演されてたイメージが強く、感情で動いて、でも勝気なタイプの役のイメージでしたが、アーニャでも芯が強くて、軸がある雰囲気が出ていてよかった!

アーニャがディミトリとダンスするシーンで足をわざと踏むのがよかった笑

 

ディミトリ…海宝直人さん!

ずーーーーっと海宝さんが出演するミュージカルが見たくて見たくて!四季のカジモドとかアラジンの歌を聞くたびに、生の海宝さんの歌声を聞きたくなって、、、

初海宝さんは、やっぱり歌声が良くて!高音の伸びが良くて、でも軽々歌っていて、ミュージカルを楽しんでいる感が良かったなぁ。。。

「俺のペテルブルグ」でも歌ってる最中に、自分の境遇と街への思いを語るんだけれど、ニヤって笑うのがいいんだよなぁ。。。あの笑いは俺は俺の生き方で生きてやるっていう笑いなのかな。(多分いろいろ解釈あると思う)

歌い終わった後はショーストップが起きていて、、、、曲も耳に残りやすいし一番の見どころかもしれない。

俺はおれのものぉ~↑が頭の中でエンドレスリピート。多分、ここの部分全員好きだと思う。「見て欲しい~」でいったん静かになり、俺の~であがるのも最高。

 

グレブ…堂珍嘉邦さん!

ミュージカルに出てる姿初めて拝見しました。

まずシンプルに顔が好き。あと横向いたときに横の髪が顔にかかってるのが好き。

軍人であるグレブ、アーニャと初めて会ったとき、再会したときの嬉しそうなグレブ

がギャップが凄い役。

最後は父親への思いが吹っ切れて、普通に仕事して出世していきそうな感がある。笑

歌声はビブラートがすごいきれいだった!

アーティストだからか、のびのびとした声で歌詞が聞き取りやすかった。

 

観劇感想

生オケ最高

始まる前のオーケストラの方々がチューニングしてるのが、ミュージカルに来たんだ!感があって好きなので、やはり生オケに限る。

 

セットは家の中だったり、外だったり、お城の中だったりとコロコロ目まぐるしく変わるのが面白かった! 映像も使われていて、シーンが鮮明でよかったです。あと、ドレスとかお城のシーンとか装飾が凄い豪華!小物がキラキラしていて、双眼鏡で眺めたくなる舞台。

ストーリーは1幕がパリに着くまで、2幕がパリ後で、歴史に詳しくない私でも理解しやすかったです。 多分歴史知ってたらもっと面白そう、、

アーニャにアナスタシアのことを教え込ませたりするコメディもあれば、ロマノフ朝滅亡時の過酷なシーン、ディミトリとのロマンスもあり、ストーリーが詰まっていて面白い! 

2幕で夢にうなされて起きたアナスタシアとディミトリの過去の答え合わせをするシーンもジーンとくる。

ラブ有り、コメディ有り、まさにミュージカルの王道のような作品でした!

出来るならもう一回見たかったよ。。。

またやることを信じて、CD化を待ってます